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費用・支援制度

私立の特待生制度と奨学金

学校独自の特待生制度、国・都の就学支援金、貸与型の奨学金は、それぞれ仕組みが異なります。3つの違いと、募集要項でどこを確認すればよいかのポイントを整理しました。

公開 最終更新 2026年9月

要点

  • 学校独自の「特待生制度」、国・東京都の「就学支援金・授業料軽減助成金」、「貸与型奨学金」は別の制度
  • 特待生の条件・優遇の内容(減免される費目や範囲)は学校ごとに大きく異なる
  • 特待生には、在学中の成績維持など「継続条件」が設けられている場合が多い
  • 入試の成績で自動的に決まる学校と、出願時に申請・自己推薦が必要な学校がある
  • 個別の学校の特待条件はこの記事では扱わないため、必ず募集要項・学校説明会で確認する

3つの制度のちがい

学校独自の特待生制度
入試の成績やスポーツ・文化活動の実績などを条件に、学校が独自に授業料や施設費などを減免する制度です。対象となる範囲・減免額・継続条件は学校ごとに異なります。
就学支援金・都の授業料軽減助成金
国と東京都が授業料の負担を軽減する公的な制度です。入試の成績や在学中の成績は条件にならず、在住要件などの基準を満たせば申請できます。詳しくは別記事「学費と支援制度」「東京都の私立高校 授業料支援」を参照してください。
貸与型奨学金
卒業後などに返済することを前提に学費等を借りる制度で、給付(返済不要)ではありません。国・地方自治体・民間団体・学校など提供元が複数あり、審査基準や返済条件もそれぞれ異なります。特待生制度や就学支援金と併用できる場合もありますが、必ず募集要項や各団体の案内で条件を確認してください。

特待生はどう決まるのか

特待生の決まり方は学校によって大きく異なりますが、大きく2つの型があります。ひとつは入試当日の成績(一般入試の得点や内申点との組み合わせ)によって、学校側が自動的に判定する型です。もうひとつは、出願時に特待生選抜への応募や自己推薦の申請が必要な型で、書類選考や別枠の試験が設けられている場合もあります。

同じ学校でも入試方式(推薦・一般・併願優遇など)によって特待生の扱いが異なることもあるため、志望校の募集要項では「特待生」の項目がどの入試方式に紐づいているかを確認する必要があります。

継続条件に注意

多くの学校では、特待生としての優遇を入学後も続けるために、一定の成績や出席状況を維持することを条件にしています。基準を下回った場合、次年度から減免額が縮小されたり、優遇が打ち切られたりすることがあります。

中学生の時点では「入学した年だけの優遇ではなく、入学後も条件がある」という前提で捉えておくと、進学後の見通しを立てやすくなります。特待生としての優遇が続くかどうかは、部活動や課外活動との両立、学習時間の確保など、入学後の生活設計にも関わってきます。

募集要項で確認したいこと

  1. 特待生の対象となる基準(入試の得点、内申点、実技の実績など)
  2. 減免される費目と範囲(授業料のみか、入学金や施設費も含むか)
  3. 継続条件(毎年度の基準、判定のタイミング)
  4. 就学支援金・都の授業料軽減助成金と併用できるかどうか
  5. 出願時に申請が必要か、当日の成績で自動的に判定されるか
学校ごとに大きく異なります

特待生制度の名称・基準・減免額は学校ごとに大きく異なり、年度によっても変わります。当サイトでは個別の学校の特待条件は掲載していません。必ず志望校の募集要項・学校説明会で最新の内容を確認してください。

この記事は東京都の高校受験制度の一般的な解説です(最終更新 2026年9月)。制度・基準・日程・費用は 年度により変わります。出願等の最終的な判断は、東京都教育委員会や各学校の公式情報で必ずご確認ください。