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併願・受験校の組み方

都立に受からなかったときの選択肢

都立が不合格でも進む道はあります。併願していた私立への進学、分割後期募集・二次募集という選択肢と、結果が出る前に家族で決めておきたいことを、事実と手順にそって整理します。

公開 最終更新 2026年9月

要点

  • 都立が不合格でも、併願していた私立に進学する道が用意されているケースが多い
  • 都立自体にも分割後期募集・二次募集という後続の機会がある
  • 私立の入学手続き(入学金の納入期限など)との関係を、出願前に家族で確認しておく
  • 事前に「その時どうするか」を決めておくと、結果が出たあとに落ち着いて動きやすい

都立が不合格だったときに実際にある選択肢

受験校の組み方(→ 別記事)のとおり、都立をチャレンジ校・実力相応校として受験する場合、多くの家庭は私立を併願優遇や一般入試であわせて受験し、進学先を確保した状態で都立の結果を待ちます。都立が不合格だった場合、その併願していた私立に進学するのが、実際にはもっとも多いケースです。

そのほかに、都立自体にも分割後期募集や二次募集という制度があり、一次の一般募集で不合格だった生徒が改めて受験できる機会が用意されています。実施する学校や募集の有無は年度・学校によって異なるため、都立の年間スケジュール(→ 別記事)や東京都教育委員会の公式発表で確認する必要があります。

結果が出る前に確認しておきたいこと

  1. 併願している私立の入学手続き(入学金・施設費などの納入)の期限がいつか
  2. 都立の合格発表の日と、私立の手続き締切の日の前後関係
  3. 分割後期・二次募集を実施する可能性がある都立が近隣にあるかどうか
  4. 都立が不合格だった場合、私立へ進学するか、二次募集等に挑戦するかの方針

納入期限との関係を先に整理しておく理由

私立の入学手続きの多くは、都立の合格発表よりも前に、入学金などの一部を納入する期限が設定されています(延納が認められる学校もあります)。この期限と都立の発表日の前後関係を事前に把握していないと、結果が出たその日に慌てて判断することになりかねません。

「都立の発表を待ってから私立の手続きをする」ことができるのか、「先に私立の一部を納めておき、都立に合格したら私立は辞退する」ことになるのか。この違いは学校ごとの制度によるため、出願前の時点で家族と、必要であれば併願先の私立にも確認しておくと、結果が出たあとに動きやすくなります。

落ち着いて動くための準備

受験の結果は、本人にとっても家族にとっても心理的な負担が大きいものです。とくに第一志望として臨んだ都立が不合格だった場合、当日はショックで冷静な判断がしづらくなることもあります。だからこそ、「不合格だったらどうするか」を事前に家族で話し合い、方針をあらかじめ共有しておくことに意味があります。

方針を決めておけば、結果が出たあとにやることは、決めておいた選択肢を実行する手続きだけになります。私立への進学を選ぶのであれば、必要な手続きを確認して進めるだけで済みますし、二次募集等に挑戦する場合も、出願の準備を早めに進めておくことができます。不安を先取りして動くのではなく、事実と手順を押さえておくことが、結果が出た後の落ち着いた対応につながります。

注意

分割後期・二次募集の実施校や日程、私立の納入・延納の条件は年度・学校によって異なります。入学手続き延納(→ 別記事)や都立の年間スケジュール(→ 別記事)、各校の募集要項で最新情報を確認してください。

この記事は東京都の高校受験制度の一般的な解説です(最終更新 2026年9月)。制度・基準・日程・費用は 年度により変わります。出願等の最終的な判断は、東京都教育委員会や各学校の公式情報で必ずご確認ください。