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入試のしくみ

都立の分割募集と二次募集

都立高校の一部で実施される「分割募集」と、一般入試のあとに行われることがある「二次募集」のしくみと違い、日程上どの位置に来るかを、心の準備の仕方とともに整理します。

公開 最終更新 2026年9月

要点

  • 分割募集は、募集人数をあらかじめ前期・後期に分けて実施する入試のこと
  • 二次募集は、一般入試(分割後期を含む)で欠員が出た学校が追加で行う募集のこと
  • 分割募集も二次募集も、実施するのは一部の学校に限られる
  • どちらも一般入試の本流ではなく「一般入試のあとに位置する選択肢」として理解しておくとよい

用語の整理

分割前期募集
その学校の募集人数のうち一部を、通常の一般入試より早い時期に募集する枠。分割後期と対になっている。
分割後期募集
分割前期で埋まらなかった残りの人数を、一般入試の時期に合わせて募集する枠。
二次募集
一般入試(分割後期を含む)が終わったあとに、欠員のある学校が追加で行う募集。応募状況によって実施される場合とされない場合がある。

分割募集はどんな学校が行っているのか

分割募集は、すべての都立高校で行われているわけではなく、実施校をあらかじめ都教育委員会が指定しています。分割前期は一般入試よりも早いタイミングで行われ、ここで定員に達しなかった残りの人数を分割後期として一般入試の時期にあらためて募集する、という2段構えの仕組みです。志望校が分割募集の実施校かどうかは、その学校の募集要項で確認する必要があります。

分割前期と分割後期は、同じ学校の同じ年度の募集を2回に分けているだけで、後期に回ったからといって不利になるわけではありません。ただ、前期・後期それぞれで出願の手続きが必要になる点は押さえておく必要があります。

二次募集はどう位置づけられるか

二次募集は、一般入試の一連の日程がすべて終わったあとに、まだ欠員がある学校に限って行われるものです。実施するかどうか、どの学校が実施するかは、一般入試の結果を受けてそのつど発表されるため、事前に「必ずある」とは想定できません。分割募集のように制度としてあらかじめ位置が決まっているものではなく、一般入試の結果次第で発生する枠だと考えておくと実態に近くなります。

日程上は、一般入試(分割後期を含む)の合格発表よりもさらにあとに来ます。手続きの期間も短くなりやすいため、対象となる学校が発表されたら早めに情報を確認する必要があります。

心の備え方

分割募集や二次募集という言葉を知っておくこと自体に大きな意味があります。一般入試だけを唯一の勝負と考えていると、思うような結果にならなかったときに気持ちの立て直しが難しくなりますが、「一般入試のあとにも選択肢がある」と知っているだけで、当日までの過ごし方に余裕が生まれます。

特に二次募集は、一般入試の結果が出るまでは実施されるかどうかも分からない枠です。あてにしすぎるのではなく、「もし必要になったら確認する仕組みがある」という位置づけで頭の片隅に置いておくのが実態に合った付き合い方です。

備えておきたいこと

  • 分割募集の実施校を志望する場合は、前期・後期どちらに出願するか、募集要項で早めに確認する
  • 二次募集は「欠員が出た場合にだけ実施される」ものと理解し、最初から当てにした計画は立てない
  • 一般入試までで進路が決まらなかった場合の次の選択肢として、二次募集や私立の追加募集も含めて心の準備をしておく
  • 情報は都教育委員会の発表と各校の募集要項が最新かつ正確
年度・学校による違いに注意

分割募集の実施校、二次募集の実施有無や対象校は年度によって変わります。具体的な日程は本記事では扱っていないため、志望校が対象となりそうな場合は東京都教育委員会の発表と募集要項で最新の情報を確認してください。

この記事は東京都の高校受験制度の一般的な解説です(最終更新 2026年9月)。制度・基準・日程・費用は 年度により変わります。出願等の最終的な判断は、東京都教育委員会や各学校の公式情報で必ずご確認ください。